弾き方・練習のコツ② 第二部~コーダ
テーマに変化を持たせる工夫も
繰り返されるテーマに少しでも変化をつけると、聴き手を引きつけることができます。
音もソ♯からド♯へと高くなり、やや小さめにすることで、遠くの方で音が鳴っているイメージになります。



難しいカデンツァは音名を先に覚える、指使いも工夫を
ブラインドタッチができる上級者の方にとっては難しくないかもしれませんが、ピアノ初心者にとっては難関になると思います。
1個ずつ音を読んでいては「どのように指の幅が変化するか」がなかなか覚えられません。
先に音名を覚えた後、指の幅を丁寧になじませていきましょう。
※ ここでは、ピアノ初心者の方を念頭に「ファのダブルシャープ」を「ソ」を表記しています。
「速く」「通して」「間違えながら」ではなく『ゆっくり』『短い範囲でくぎって』『確実に』が基本です。
【注意】間違えると、その感覚を身体が覚えてしまうため、マイナス練習となります!(とても危険です!)


ここは指使いも悩ましいところだと思います。
ここでは、覚えやすさも十分考慮して、手のつかみが「4・2・6」「4・2・6」「4・2・4・2」「4・2・4・2」の指使いを記載しました。
どのような指使いでも大丈夫ですが、最初にキチンと決めることが大切です。
第一部と「逆の変化」による工夫も
感情の高まり「盛り上がり」の部分。
音源では、第一部と第三部では強弱関係を逆にすることで、聴き手を引きつける工夫をしています。




ハーフペダルで響きが減衰してゆく感じを出す【出来たら】
ハーフペダルとは、ペダルを完全に踏むのではなく「薄く」踏むことです。
ピアノの前に座って、ペダルをほんの少しずつ離していきましょう。
音がピタッと止まらずに少しずつ減衰してゆくと思います。
ここでは曲の最後を例に紹介しますが、曲中でも多くのところで工夫できると思います。

【練習用】スマホ(タブレット)を譜面台に置きましょう!














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